工場見学をご体験ください

「えくぼ」とはピンホールを、「ほくろ」とは生地や釉薬に含まれる鉄分により発生する黒点を指す隠語で、産地で使われている愛情のある言葉です。

天然の素材を用い、手作業を主とする磁器の製造過程では、こうしたピンホールや黒点などのため市場に出すことのできない「規格外品」がどうしても発生してしまいます。

「えくぼとほくろ」参加窯元では、職人の手で一つ一つ丁寧に作られている製造工程をご覧いただき、「規格外品」といえども決してご使用いただく上で問題のない品であることをご理解いただける方に、各窯元工房にて直接ご購入いただける取り組みを実施しています。

まずは窯元にて工場見学をご体験ください。6つの参加窯元は、特徴の異なるさまざまな磁器を作っています。ぜひ肥前吉田焼の窯元巡りをお楽しみください。ただし、窯元の多くが家族経営のため、繁忙期など対応をしかねる場合もございます。詳しくは窯元会館までお問い合わせください。

「えくぼとほくろ」

お問合せ|肥前吉田焼窯元組合 TEL 0954-43-9411

受付時間|9:00〜16:00

※営業日・営業時間は各窯元により異なります。(営業日のみ予約可)

参加窯元|江口製陶所/副千製陶所/副武製陶所/副正製陶所/新日本製陶/224porcelain

 

えくぼとほくろ 参加窯元

新日本製陶

特徴
整った量産体制で日用食器の製造販売を行っています。主に花柄の土瓶や急須が得意。染付、銅板転写、赤絵など手作業によるものづくりをしています。

工場見学の見所
職人さんが並んで作業しよる姿はめっちゃ壮観です。車で直接おいでくださいね。(担当:まつしたみやこ)

副千製陶所

特徴
肥前吉田焼の代名詞とも言える水玉模様の茶器を作っています。手彫りの「掻き落とし」の技法を応用して現在に合うデザインを開発しています。

工場見学の見所
水玉模様といえばココ!話好きな私か弟のどっちかが焼き物の魅力ばお伝えします。(担当:そえじまけんいち)

副武製陶所

特徴
手描きにこだわったものづくりと柔軟な発想力で、生き生きとしたキャラクターが笑いを誘う器を作っています。お相撲さんやTシャツ型の箸置きが人気です。

工場見学の見所
心温まる、やさしか器づくりがモットー。お茶目な焼き物を作っとる現場ば案内します。(担当:そえじまあつし)

224porcelain

特徴
最新の3D切削機を使い、デザインと機能性があるシンプルな焼き物を作っています。醤油を注ぐとおにぎりに見える小皿やカトラリーなどが人気。

工場見学の見所
クラフト感あるアトリエです。こじんまりとした空間やけん気軽に立ち寄ってください。(担当:つじさとし)

江口製陶所

特徴
染付、赤絵、青磁などの技法と丁寧な手仕事を活かして、伝統的なものから現代の生活にあったシンプルで機能的な焼き物を作っています。

工場見学の見所
広くて迷路みたいな工房は見慣れん道具も沢山ありワクワクすっとよ(担当:えぐちなおと)

副正製陶所

特徴
グッドデザイン賞やロングライフデザイン賞を受賞。デザインに力を注ぐ一方で昔ながらの「イッチン技法」も継承した焼き物を作っています。

工場見学の見所
焼き物の歴史ば知りたか人は、ぜひ、私にお任せください!English available!(担当:そえじまたかのぶ)

えくぼとほくろとは?

よくある質問

予約は必ず必要ですか?
少人数の場合は、直接窯元へ行かれても構いません。
車はどこに停めればいいですか?
肥前吉田焼窯元会館にお停めいただき、窯元巡りをお楽しみください。江口製陶所新日本製陶所へは、直接お車でお越しください。